2019-03-02 16:00
社会
ドローンを飛ばして有罪のフランス人観光客、1ヶ月の懲役
宗教、政府施設周辺での使用には厳しく対応
2月27日、ミャンマー裁判所は、国会議事堂周辺でドローンを飛ばしたフランス人観光客に対し、1ヶ月の懲役を言い渡した。フランスから観光に来ていたArthur Desclaux氏(27)は、ネピドーの国会議事堂周辺で、輸出入許可を得ていないドローンを操縦した。外国からのドローンは「持ち込み禁止品」となっている。ミャンマーでは特に、宗教施設と政府施設周辺での使用に厳しい対応を取っている。
Desclaux氏は2月7日に拘束され、判決を待つ間刑務所で奉仕活動を行った。そのため、残る拘束期間は約1週間で、3月8日には釈放される見込みだ。
「持ち込み制限を知らなかった」 過去にも有罪例が
裁判に付き添ったフランス領事館のFrederic Inza氏によると、Desclaux氏はドローンの持ち込み制限を知らなかったようだ。Inza氏は、彼は法を犯すつもりでドローンを使用したわけではない。彼の誠意が伝わり、判決に反映されたことに満足している。(ジャパンタイムスより)
と述べている。
ミャンマーでは他にもドローン使用が原因で拘束された例がある。2017年にはトルコのテレビ局スタッフが、ネピドーでドローンを飛ばし、2ヶ月拘束された。シンガポールとマレーシアの放送局スタッフは、1934年の航空機関連の法に従い、有罪判決を受けている。
(画像はジャパンタイムスより)
外部リンク
ジャパンタイムス
https://www.japantimes.co.jp/
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