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2019-02-22 19:00

社会

国連食糧農業機関とミャンマー政府、食糧と栄養に関する協定に合意

FAO
天然資源を保護し、持続可能な管理を
2月19日、ミャンマー政府と国連食糧農業機関(FAO)は、栄養と食糧安全に関する協定の、多年度フレームワークに合意した。

この協定では、ミャンマーの天然資源を保護し、持続可能な管理によって利用することを目指している。

調印には国際食糧農業機関、対外経済関係局、投資・対外経済関係省、計画財務省など政府関係者と、民間組織や開発パートナーが出席した。

国境を越え自然災害や感染症に備える
ミャンマーは主食の確保を実現している。この数十年で、栄養失調者数は激減した。しかし、季節や天候、社会不安による食料不足の問題は、常に続いている。

協定では第1に食糧の安全保障、栄養と食品の安全を目指す。第2に政府の管理を強化し、土地、森、水などの自然資源を持続可能な方法で保護する。

第3に、地域社会の回復力を高め、自然災害や人災から農畜産家を守ること。そして、気候変化や感染症リスクに対する、国境を越えた備えもゴールとして定めている。

今回、協定が公表されたことによって、栄養と食糧安全に関する問題が、明確に前進することが期待される。ミャンマー政府とFAOは、2030年までに「飢餓ゼロ」を目指し、取り組んでいく。

(画像は国連食糧農業機関のウェブサイトより)


外部リンク

国際食糧農業機関
http://www.fao.org/home/en/

国際食糧農業機関・プレスリリース
http://www.fao.org/myanmar/news/1180937/

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