2019-02-13 19:00
社会
ミャンマーの入学試験、今年は約89万人が受験

年々増加する受験者 昨年は83万人中25万人が合格
今年、ミャンマーでは約89万人の学生が入学試験を受験する。2月10日、ヤンゴン工科大学の教授およびスタッフ会議で、教育省のMyo Thein Gyi大臣が発表した。大臣によると2016年の受験者数は約65万人、合格者数は10万人以上。2017年は73万人が受験し、20万人以上が合格した。昨年は83万人の受験者の内、25万人以上が合格している。
女性卒業者が多いミャンマー 男女平等や地域のニーズ、英語強化も課題
大臣は、国勢調査による教育に関する人口についても言及した。ミャンマーの5歳児人口は約100万人。小学校を卒業した者は98万人。大学生のうち芸術科学系の大学生は25万人、遠隔地で芸術科学系を学ぶ学生は53万人いるという。技術系およびコンピューター科学系の大学生は7万1890人、教育系は1万7406人となっている。
また、大学を卒業した人の割合は女性が8割、男性が2割となっている。この事実を受け、大臣は男女機会平等の重要性を述べた。
また、地域のニーズに応えること、英語で教育機関のウェブサイトを整備することの重要性についても強調している。
会議では、世界やASEANのランキングも視野に入れ、高等教育機関の向上を目指すための取り組みについて話し合いが続けられた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/11/02/2019/id-16617
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