2019-02-05 16:00
経済
ミャンマーの新しい玄関!ティラワ地区港

ターミナルを新設
2019年1月30日、住友商事株式会社と豊田通商株式会社、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構は、THILAWA MULTIPURPOSE INTERNATIONAL TERMINAL CO., LTD. に対して、35パーセント出資参画することを発表した。THILAWA MULTIPURPOSE INTERNATIONAL TERMINAL CO., LTD.は、株式会社上組が新設する現地ターミナルを運営している。株式会社上組は港湾物流の大手会社だ。今回の出資の目的は、ミャンマー国ティラワ地区港における港湾ターミナル運営事業への参画である。
最新荷役機器一式が設置された多目的ターミナル
THILAWA MULTIPURPOSE INTERNATIONAL TERMINAL CO., LTD.が運営するターミナルは、日本政府の円借款によって、ティラワ地区港に建設された多目的ターミナルだ。このターミナルでは、日本製の最新荷役機器一式が設置されている。また、ターミナルの運営には、国内外で培われた上組の高品質なオペレーションノウハウが活用されている。
ミャンマー全体の約9割の貨物量は、ヤンゴン本港が取り扱っているが、市街地と隣接している為、拡張できない。また、ヤンゴン本港は水深が浅く、入出港時に潮待ちが必要だ。その点、ティラワ地区港は水深が深く、大型の船舶も着岸可能である。
成長著しいミャンマー
ミャンマーのコンテナ貨物取扱量は急増しており、過去5年間で年率平均約20パーセント増えている。取扱量は現在、年間100万TEU(20 Feet Container 換算)を越えており、更なる増加が期待されている。(画像は住友商事株式会社のホームページより)
外部リンク
住友商事株式会社
https://www.sumitomocorp.com/
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