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2019-02-05 20:00

社会

ミン・スエ副大統領、コータウン地区の島々における環境保全作業を視察

国立公園
天然資源の管理運営と自然環境保全事業を視察
沿岸地域における天然資源の管理運営に関する中央委員会の会長であるミン・スエ副大統領は、タニンダーリ地方域のコータウン地区において、沿岸地域の天然資源の管理運営、自然環境保全事業および国境貿易ステーションの視察を行った。

副大統領一行は、ボウピン郡コータウン地区Zardatkyi村ニャウン・ウー・ピー島にあるビクトリアクリフホテル&リゾートを訪問し、プロジェクトの業務、自然環境と生態系の保全状況、旅行業の実施状況の調査を行い、これに対し、マネージングディレクターのU Khin Maung Win氏が説明を行った。

その後、副大統領一行はZardatkyi村に行き、村の管理者の事務所において、その村の民族集団の住民と面談した。

面談では、副大統領は、最も人口の少ない民族集団の住民と面談できたことを喜び、住民に対し、彼らの民族、文化、伝統を守ることや、社会経済発展のために文学を学ぶ取り組みを行うことに関する指示を行い、年配者のための食べ物を提供した。

面談の後、副大統領は、村の民族集団の海洋博物館に行き、展示されている伝統的な民族の家、ボート、海の様々な貝殻やサンゴを見学し、民族集団の歴史、文化と伝統の写真などの展示、民族集団の住民の素晴らしさについて言及した。

天然肥料の製造と国境貿易の状況を確認
そこから、副大統領一行は、海洋船でタタイ クン島へ行き、バナナの木、牛乳、卵と砂糖を主原料とした天然肥料の製造方法、天然肥料を使用した無農薬野菜の生産状況、現代の技術を使用した塩水エビ養殖の状況、自然環境と生態系の保全のために行われた作業について視察と行い、グランド アンダマン ホテルのオーナーであるU Kyaw Lwin氏の説明を受けた。

次に、副大統領一行は、タタイ クン島からコータウンにある国境貿易ステーションに向かい、そこで、貿易局の副局長であるU Min Min氏が、国境貿易ステーションの詳細、輸出入の状況、将来の作業について説明を行った。

副大統領は、貿易額の増加と貿易黒字の達成に向けて努力することについて言及した。さらに、国境を越えた違法輸入が中小企業の存在に影響を及ぼしているため、違法取り引きを防止するために結成された地域の特別委員会は、効果的な行動をとって毎月確実に進捗状況を報告するように要請された。

国立公園での取り組みが自然保護の良いモデルに
さらに、副大統領一行は、Wa Ale島に向けて船で行き、Wa Aleアイランドリゾートとランピ国立公園を見学した。

Wa AleアイランドリゾートのCEOであるChristopher Kingsley氏は、Wa Aleアイランドリゾートにおける環境保全および生態系保全の取り組みについて説明を行い、森林局の局長であるNyi Nyi Kyaw氏は、ランピ国立公園の開設について、また、公園の詳細と自然環境と生態系維持の状況について説明した。

副大統領は、Wa Aleアイランドリゾートにおける環境と生態系の保全は良いモデルであり、他のアイランドリゾートも、これをモデルとするべきだとコメントした。

ランピ国立公園の常緑樹林、干潟マングローブ、砂丘の森林、生態系は、唯一無二のものであるので、保護し保全しなければならない、また、類似の国立公園の設立に向けた努力が求められている。

また、プラスチックやその他の廃棄物の投棄を防ぎ、毒物や爆発物、感電、小型メッシュネット、ベビートロールなどを使用する禁止漁法を防ぐために、体系的な作業を行わなければならないと、副大統領は述べた。

その後、副大統領一行は、Su Nge Ba Line村の115島を訪問し、Co CoonホテルのマネージングディレクターU Soe Moe Aye氏は、115リゾートプロジェクトの詳細、自然環境保護作業の状況、将来に向けた作業などについて説明を行った。

副大統領は、ランピ国立公園にあるWa Aleアイランドでの作業が、地域住民のための職業訓練コースを実施するための、自然環境と生物多様性を保全し維持することにおける例となると述べた。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Myanmar President Office
http://www.president-office.gov.mm/

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