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2019-02-05 21:15

経済

ミャンマー、eガバメント運用開始に向けた第2回作業委員会を実施

eガバメント
競争力向上、投資誘致などに役立つ
2月1日、ネピドーの運輸・通信省において、eガバメント実行作業委員会の第2回の調整会議が開催された。

ミャンマー政府は、競争力を高め、投資を引き寄せ、透明性と説明責任、責任を確実にするために、人々に対してeガバメントを提供することに取り組んでおり、eガバメントシステムを実行するために、eガバメント主導委員会と実行委員会が、2018年1月23日に設立された。

第2回会議の開会の挨拶で、eガバメント実行作業委員会の委員長であり、大統領オフィスの大臣であるU Min Thu氏は、委員会メンバーに対して、必要な法律、枠組み、政策、規定、手続きを予定通りに立案し制定するための努力を行うことを要請した。

ミャンマーeガバメントマスタープランに含まれている作業を実施する場合、委員会は、主導委員会からの承認を求めた後に、その都度要請される作業を実行しなければならない。

U Min Thu氏は、委員会のメンバーに調査の結果を提示するよう依頼し、「アクションプランは現実的で効果的でなければならない。」と述べた。

さらに、U Min Thu氏は、委員会に対し、政府サービスネットワークの品質と安全性を向上するための計画について報告すること、タスクが効果的に実施されることができるように、小委員会と作業委員会の間の体系的な協力と調整を行うことを要請した。

サイバー関連や接続性促進などの課題に対処
その後、作業委員会の副委員長であり、運輸・通信省のU Thant Zin Maung大臣が、各省庁から送られてきたeガバメント対応性評価調査への回答を検討した上で、今後の課題を整理すると述べた。

U Thant Zin Maung大臣は、ミャンマー・ナショナル・ポータルが開設されたことから、情報を人々に配信することができるように、省庁間の協力をさらに増やす必要があると言及した。

また、政府が新しいデータセンターを設立するのではなく、現在のデータセンターを利用することと、人民代表院がすでにe-GIDCプロジェクトを承認しているので、同じプラットフォームをプロジェクトに使用することを提案した。

さらに、大臣は、政府の部門と民間部門は、共同でサイバー関連の法律と政策を起草しており、最初の草案は今年6月に完成することを目標としていること、作業委員会はデジタルリテラシーと接続性を促進するための努力をしていることを付け加えた。

会議では、作業委員会と小委員会のメンバー、および招待されたゲストが、最初の会議で決議された事項の実施、ミャンマーのユニコードシステム、無線周波数IDシステム、省庁のドメイン名と電子メールアドレスの登録に、サイバー法の起草、および援助団体の設立などについて話し合った。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/2/02/2019/id-16532

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