2017-02-08 09:00
社会
ミャンマー国境警備隊 バングラデシュの漁師に発砲 1人死亡

2人が負傷し、病院へと搬送
ミャンマーと国境を接するバングラデシュ・コックスバザール県のテクナフで2月6日午前6時30分頃、川で漁を行っていたテクナフの漁師がミャンマーの国境警備隊に銃撃された。海外の複数のメディアが報じた。1人は銃撃による出血多量のため死亡したほか、2人が負傷した。負傷者は近くの病院に搬送された。
目撃者の話によると、ミャンマーの国境警備隊は、高速のボートで漁師らに接近してバングラデシュ領内に追い込んだ後、漁師に向かって発砲したという。
「発砲は国際法に違反」バングラデシュ側が抗議
これに対し、バングラデシュの国境警備隊は、ミャンマーの国境警備隊に対し抗議した。ミャンマーの国境警備隊は、漁師らがミャンマー領内に侵入したために発砲したと見られるが、バングラデシュの国境警備隊は、発砲は国際法に違反するとの見解を示し、ミャンマーの国境警備隊に対して抗議文書を送付する構えだ。
ミャンマー海軍は昨年12月、ミャンマーとバングラデシュの国境付近で操業する漁師ら6人に対して発砲した。これに対しバングラデシュ外務省は、ミャンマーの大使を首都ダッカに呼び、発砲に対する抗議文書を手渡した。
(画像はThe Daily Starより)
外部リンク
The Daily Star
http://www.thedailystar.net/
Dhaka Tribune
http://www.dhakatribune.com/
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