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2017-02-06 22:00

社会

国連がロヒンギャ族の被害を調査 レポートを公表

ロヒンギャ族
軍による重大な人権侵害
2月3日、国連はラカイン州で迫害を受けているロヒンギャ族について、レポートを発表した。

レポートでは、昨年10月初旬より国境付近で発生している暴力事件を追っている。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が、ミャンマー軍によるロヒンギャ族への暴行など、重大な人権侵害を文書化したものだ。

OHCHRのコミッショナーZeid Ra'ad Al Hussein氏は、乳幼児やその母親に対する暴行を語り、
何のための「クリアランス・オペレーション」なのか?この国の安全のゴールは保障されるのか?(UN News Centreより)

と疑問を投げかけている。

多くの女性が暴行被害 家や学校、店も破壊
レポートは、バングラデシュに避難しているロヒンギャ族難民204人へのインタビューをもとにしている。

インタビューを受けた女性は101人、そのうち半数以上が性的な暴力を経験したと答えている。また、多くの人々が、家族への暴力を目撃したと答えている。

レポートでは、市街地の被害も報告している。多くの家や店、学校などが軍によって焼かれた。田畑や家畜、食糧の被害も認められている。

(画像はUN News Centreより)


外部リンク

UN News Centre
http://www.un.org/

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