2017-02-13 21:00
政治
パンロン会議70周年 スーチー氏、民族グループに和平会議参加を求める

アウンサン将軍の平和的な独立運動を記念して式典開催
2月12日、ミャンマーのユニオンデーを記念して、アウンサン将軍とパンロンの記念碑が建てられた。ユニオンデーは「連邦の日」とも呼ばれ、少数民族の平和協定が結ばれた、パンロン会議の記念日でもある。パンロン会議はアウンサン・スーチー氏の父、アウンサン将軍が実施したもので、今年70周年を迎える。
同日、シャン州南部の小さな町パンロンでは式典が開催された。
式典でアウンサン・スーチー氏は、2015年に実施された、全国的停戦協定(NCA)に合意していない民族グループについて述べた。
全国停戦にまだ合意をしていない民族グループも、署名をしてくれると信じている。そして、21世紀パンロン会議に参加してほしい。(MaClatchyより)
と求めた。
全国停戦協定、民族グループの合意に期待
パンロンはヤンゴンの北東800キロに位置する。1947年のパンロン会議では、アウンサン将軍がイギリス植民地からの独立を主張し、国内の民族グループが平和的な独立運動に合意した。しかし、独立後、国内では半世紀にわたり民族紛争が続いた。2011年、テインセイン大統領政権下で、民族グループ同士の和平交渉が進み、全国的停戦協定(NCA)が実現した。
2月28日には2回目の和平会議が開催される。NCAの関係者は、
今月の和平会議で、2つの民族グループが参加することを期待している。(World Bulletinより)
と述べている。グループ名は公表されていない。
(画像はWorld Bulletinより)
外部リンク
World Bulletin
http://www.worldbulletin.net/
MaClatchy
http://www.mcclatchydc.com/
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