2017-02-01 13:00
社会
ミャンマー野生の象、保護区域を拡大

象の長期生存のため 環境保全林業省が発表
ミャンマー環境保全林業省は、野生の象を守るための保護区域を拡大する計画があると発表した。ミャンマーには野生動物の保護区域とされている地域が39か所ある。そのうち6か所は野生象のための区域だ。
環境大臣のOhn Win氏は、
ミャンマー象の保護活動計画は、象が長期間生存するため非常に重要な計画だ。(Anadolu Agencyより)
と述べた。
緊急性のある計画 違法取り引きや殺害を罰する法律も
保護計画には象を殺すことを罰する法律の確立と、野生および家畜としての象を登録する提案も含まれている。計画は野生動物を守るため、今後10年間の優先順位を明らかにしており、象の密猟や取り引きをコントロールする制度についても検討されている。政府の調査によると、過去7年間に133頭の象が姿を消している。そのうち61頭は密猟によるものだ。昨年は25頭が失われている。
Ohn Win氏は現状について、
象を殺し、象牙や皮など体の部分を違法取り引きする事件が増えている。保護活動は急を要している。(Anadolu Agencyより)
と述べている。
(画像はAnadolu Agencyより)
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Anadolu Agency
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