2017-02-02 19:00
経済
米ウィンダム、ヤンゴンに同国初のホテルをオープン

利便性が高い立地
米国ウィンダムホテルグループ(Wyndham Hotel Group)のホテルブランドの1つである「YRYP」が、1月にミャンマー最大都市ヤンゴン(Yangon)にオープンした。オープンしたホテルはヤンゴンのマヤンゴン郡区(Mayangone Township)の中心に位置し、高級小売店や飲食店があるミャンマープラザから5分だという。
また、34メートルの高さを誇るカバーエー・パゴダ(Kabar Aye Pagoda)や広大なインヤー湖(Inya Lake)などにも近く、観光客にも利便性が高い立地だ。
客室は60室、レストラン、ラウンジバー、無料Wi-Fiなどが完備されている。
YRYP Yangonは2015年中頃に建設が開始され、地場開発企業であるDragon Mountain Holdingとフランチャイズ契約を結んで運営。また、管理はタイ・バンコクに本社を置くKosmopolitan Hospitalityが担当する。
なお、ウィンダムホテルグループがミャンマーでホテルをオープンするのは今回が初めて。
2018年には別のホテルをオープン
海外からの観光客が急増するミャンマーでは、ホテル産業は大きなビジネスとなっている。多国籍チェーンのHiltonはEden Groupと提携し、今後3年以内にマンダレー(Mandalay)、バガン(Bagan)、インレー湖(Inle Lake)周辺にホテルをオープンする可能性がある。
また、2020年完成予定のYoma Strategic Holdingsのランドマークプロジェクトでは、ヤンゴンのダウンタウンに位置するビルマ鉄道本社ビルが高級ホテルに変わるという。
このようにホテル産業が激化する中、ウィンダムホテルグループは2018年に260室を有する新たなホテルをミャンマーでオープンする予定だ。こちらはまだ建設中だが、フランチャイズ契約は済ませている。
(画像はTRYP by Wyndhamより)
外部リンク
TRYP by Wyndham
https://www.tryphotels.com/en/
Wyndham Hotel Group expanding
http://www.mmtimes.com/
TRYP takes root in Yangon
http://www.ttrweekly.com/
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