2017-02-01 22:00
経済
カンボーザ銀行とVISA、ミャンマーでクレジットカードを発行

2種類のクレジットカードを導入
ミャンマー最大手の民間銀行「カンボーザ銀行(Kanbawza Bank:KBZ)」は、世界的に決算システムを展開する米国のVISAと提携し、1月25日よりミャンマー国内で2種類のクレジットカードを導入した。これによりカード所有者は、ミャンマー国内7,000店舗を始め、オンラインを含む海外4,000万以上の店舗で商品の購入が可能となる。
導入されたのは「クラシック(Classic)」と「プラチナ(Platinum)」の2種類。共に非接触型技術が搭載されているため、通常の「スワイプ」または「挿入」支払い方法はもちろん、Visa payWave対応のPOS端末であれば、端末にかざすだけの「タップ&ペイ」が可能だという。
また、プラチナはクラシックより購入限度額が高くなっている。さらに、個別に決めた限度額を引き出すことも可能だ。
新時代の始まり
クレジットカードの導入に際し、ヤンゴンのメリアホテル(Melia Hotel)では式典が開催され、ミャンマー中央銀行総裁やKBZ銀行総裁、VISA東南アジア・グループ・カントリーマネージャーなどの要人が出席。KBZ銀行副会長の1人であるThan Cho氏は、
「今日は、キャッシュレス社会のエキサイティングな新時代の始まりだ。我々はKBZのVISAカードが、ミャンマーの人々と社会経済の発展に貢献すると確信している」(プレスリリースより)
と述べている。また、KBZ銀行は顧客にカードを責任ある形で使用するよう奨励し、支店やコールセンターを通じたアドバイスを提供することを約束。すでに、債務を回避し、カードから最大の価値を引き出す方法を顧客に教えるキャンペーンを実施しているという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/
Kanbawza Bank
https://www.kbzbank.com/en/
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