2017-01-18 22:00
社会
ヤンゴン市で新バスシステム運用開始 混雑未解消で不満の声も

新バスシステムで渋滞の緩和を図る
ヤンゴン市では1月16日より、ヤンゴン地域交通局主導の下、新たなバスシステム(以下、新バスシステム)による運用が開始された。新バスシステムは、バス会社8社によってバス運行が行われている。新バスシステムは、アウン・サン・スー・チー国家顧問が実施する政策の一環で、同市の渋滞を緩和するために実施された。市内のバス路線は約300から約60へと再編され、約4000台のバスで運行されている。
「バスは来ないし、来ても混んでて乗れない!」
新バスシステムの運用初日、利用者は相変わらずバスが大混雑していることに対し、不満の声を上げていた。利用者からは、45分も待っているのにバスはなかなか来ないし、来たかと思えばものすごく混雑していて、バスに乗れない。(The Irrawaddyより)
という声が上がったほか、
何とかしてバスに乗っても大混雑で、1時間くらいはバスの中で缶詰状態になってしまう。(CHANNEL NEWSASIAより)
との声も上がった。
そのほか、バスの運転が荒いことに対しても不満の声が上がった。
2014年、国際協力機構(JICA)が同市の公共交通に関する調査を実施したところ、市民の約6割が公共交通機関を利用しているという。また、通勤で公共交通機関を利用する市民の割合は約半数で、約260万人に達するという。
(画像はThe Irrawaddyより)
外部リンク
The Irrawaddy
http://www.irrawaddy.com/
CHANNEL NEWSASIA
http://www.channelnewsasia.com/
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