ミャンマーニュース

大和証券グループ本社は1月20日、ミャンマーのファースト・プライベート銀行が同日、ヤンゴン証券取引所（以下、YSX）に株式上場し、取引を開始したと発表した。同行の上場は、YSXにおいて4社目となる。

同行の上場においては、同社のミャンマーにおける持分法適用関連会社、ミャンマー証券取引センター（以下、MSEC）が支援してきた。

YSXは、昨年3月25日に取引が開始された。昨年3月にはファースト・ミャンマー・インベストメントが、昨年5月にはティラワSEZホールディングスが、そして、昨年8月にはミャンマー市民銀行が上場した。

YSXの特徴は、近隣諸国の証券取引所と比較すると、上場企業社数の増加ペースが速く、売買代金も大きいことだ。

大和証券グループ本社によると、2011年に取引を開始したラオス証券取引所の上場企業社数は5社、2012年に取引を開始したカンボジア証券取引所は4社となっているが、YSXは1年足らずで上場企業社数が4社に達している。

また、2016年におけるYSXの売買代金は62億円で、ラオス証券取引所の16億円、カンボジア証券取引所の3億円を大きく上回っている。

大和証券グループ本社は、今後もMSECを通じ、充実した金融サービスを提供することで、ミャンマーの経済発展に貢献していきたいとしている。

（画像は大和証券グループ本社より）

外部リンク

大和証券グループ本社（プレスリリース）
http://www.daiwa-grp.jp/data/attach/2049_07_20170120a.pdf