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2017-01-20 21:00

政治

ウクライナ、ヤンゴンに名誉領事館をオープン

ウクライナ
ミャンマー初のウクライナ名誉領事館
ミャンマーの外務省によると、ウクライナがヤンゴンに名誉領事館(Honorary Consulate)を開設したという。同外務省の領事部はFacebookで報告し、ウクライナの報道機関も同様の内容を報じている。ミャンマーにウクライナ名誉領事館が開設されたのは今回が初めて。

同名誉領事館がオープンしたのは1月11日で、ウクライナのパブロ・クリムキン(Pavlo Klimkin)外相がミャンマーを正式訪問した日であった。

ミャンマーとウクライナは1999年から外交関係にあり、今年は外交18周年を迎える。在ミャンマー・ウクライナ大使のAndrii Beshta氏は、
「歴史的に見て18年は短い期間であるが、名誉領事館を開設することは、両国の成長、外交関係、経済、文化において非常に重要である」(mizzimaより)
と名誉領事館開設の喜びを述べている。

Andrii Beshta氏は在ミャンマー特命全権大使に任命されたが、在タイ・ウクライナ大使でもあり、住まいはタイの首都バンコクである。

また、在ミャンマー・ウクライナ名誉領事(Honorary Consul)にはAung Hlaing Ooが就き、同氏はミャンマーに常駐または一時滞在するウクライナ市民の権利と利益の保護だけでなく、両国間の経済協力の強化や文化的関係の拡大にも務めるという。

「名誉領事館」とは
領事館は相手国の外交官が業務を行う正式な外交組織だが、「名誉領事館」は外交官ではなく、その国に住んでいる人に領事業務を委託する。

目的は国民利益の保護や文化交流で、通常、旅券・査証の発給や各種証明業務は行わない。

また、「特命全権大使」とは外交使節団の長のことで、最も階級の高い者を指す。外交交渉や条約の調印・署名、滞在する自国民の保護などを担っている。

すべての国が他のすべての国で大使館を開くことはできないため、Andrii Beshta氏のように複数の国で大使を兼任するのは珍しいことではない。

尚、在ミャンマー名誉領事館にはAung Hlaing Oo名誉領事1名のみとなるが、Andrii Beshta氏は
「数字の問題ではなく、質の問題だ」(mizzimaより)
と自信をのぞかせている。

(画像はmizzimaより)


外部リンク

First Honorary Consulate of Ukraine in Myanmar opened
http://www.mizzima.com/

Ukraine openes Consulate in Myanmar- Foreign Ministry
https://www.ukrinform.net/

Ukraine Opens Honorary Consulate In Myanmar
http://ukranews.com/

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