2017-01-27 12:00
文化
「日本文学翻訳コンテスト」と「日本の昔話翻訳コンペティション」同時開催

ヤンゴンとマンダレーで開催
在ミャンマー日本国大使館は、2月11日に「第12回日本文学翻訳コンテスト」と「第2回日本の昔話翻訳コンペティション」を同時開催することを発表した。コンテスト会場となるのはヤンゴンとマンダレーの2か所で、1月31日までに申し込む必要がある。ヤンゴンの申込先はミャンマー元日本留学生協会(MAJA)、マンダレーの申込先はHITOセンターとなっている。
また、コンテスト会場となるのは、ヤンゴンがMAJA Center及びCalifornia Unitec、マンダレーがHITOセンターだ。
中級者向けのコンペティションを同時開催
同コンテストとコンペティションへの参加には、18歳以上35歳未満のミャンマー国籍を持つ者で、なおかつ日本の初等教育以上を1年~3年以上受けていないなど、いくつかの条件が設けられている。特に、日本語能力に関しては、日本語能力試験N1もしくはN2相当の能力を持つ者でなければ「日本文学翻訳コンテスト」には参加することができず、かなりレベルが高い。
「日本の昔話翻訳コンペティション」も日本語能力試験N3以下の能力を持つ者となっており、コンテストよりはレベルが低くなるものの、中級程度の日本語能力が必要だ。
ミャンマーでは近年、日本語学習者が急激に増えていることもあり、中級者向けのコンペティションを同時開催することで、より多くの学習者に翻訳の機会を与えたことになる。
成績優秀者は日本での研修に参加
また、コンテストは例年通り難易度の高い内容で、上位入賞者は表彰状と副賞が授与され、成績優秀者は国際交流基金が実施する「日本語学習者訪日研修」を通じて日本での研修に参加できる。最終結果の発表は、8月に開催される日本語スピーチコンテスト表彰式の場となる予定だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
在ミャンマー日本国大使館
http://www.mm.emb-japan.go.jp/
在ミャンマー日本国大使館「広報文化」
http://www.mm.emb-japan.go.jp/news/
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