ミャンマーニュース

フランスの有料民間テレビ局であるCanal＋（キャナル・プリュス）は、ミャンマー国内で有料TVサービスを開始するため、地元メディアグループのForever（フォーエバー）と契約を結んだ。

Canal＋はミャンマーの規制当局の承認を待っている状態だが、今年中に海外コンテンツを含むサービスを開始する予定だという。

Canal+OverseasのJacques du Puy社長は、と語っている。

Canal＋はフランス国内の加入者減少を補うために国際市場の開拓に力を入れており、フランス国外からの収入は昨年の上半期末に初めてフランス国内の収入を上回り、その大半はアフリカからのものだったという。

Canal＋と契約を結んだForeverは、現在、国営放送局であるMRTVと提携し、国内向けのデジタル地上ネットワークと衛星を介して配信される有料TVサービスを提供。衛星放送では、国内コンテンツだけでなく海外コンテンツも提供しているという。

ミャンマーにはMRTVとForeverの他に、Apstarの衛星を介して配信されるShwe Than Lwin Media所有のSkynetがある。Skynetは国際的なスポーツ放映権を有しており、MRTVとForeverのライバル的存在だ。

このように成長著しい市場であるが、Canal＋は今後数年間にミャンマー市場における主要プレーヤーをForeverと共同で確立することを目指すという。

ミャンマーは推定1,200万世帯を抱えており、投機的企業にとってはポテンシャルが高い市場として期待されている。

（画像はmizzimaより）

外部リンク

France’s Canal+ to launch pay TV service in Myanmar
http://www.mizzima.com/

Canal+ to launch pay TV service in Myanmar
http://www.digitaltveurope.net/