2016-12-20 21:00
経済
利便性の向上へ!「カイゼン」が進むミャンマー国鉄の取り組み

利用者の立場でサービスを考えることが重要
国際協力機構(以下、JICA)は12月16日、ミャンマー国鉄(以下、同国鉄)が「カイゼン」に取り組んでいる件についてホームページに掲載した。同国鉄は、鉄道旅客サービスを向上させるため、駅でのサービス改善に力を入れている。同国鉄におけるサービスを向上させるため、JICAはJR東日本の初代サービス部長、東充男氏を講師として現地に招き入れた。サービスの原則は「国鉄職員が利用者の立場でサービスを考えること」だ。
利便性向上に向け、国鉄職員はサービス改善に前向き
駅では、待合スペースにベンチが設置されたほか、トイレの清掃が徹底された。そのほか、外国人の利便性を向上させるために、ミャンマー語表記のみならず英語の表記を導入した。国鉄職員らは利用者の利便性を向上させるために、サービス改善に前向きな様子だ。また、今後は駅構内の排水施設整備や駅ホームの整備も行われる予定だ。
そのほか、JICAでは2015年に「ヤンゴン環状鉄道改修事業」を開始し、信号システムの更新や新型車両の整備が実施されている。JICAはミャンマー最大の都市ヤンゴンの交通インフラを整備するため、今後も総合的な支援を実施していくとしている。
(画像は国際協力機構(JICA)より)
外部リンク
国際協力機構(JICA)
https://www.jica.go.jp/topics/2016/20161216_01.html
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