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2016-12-09 10:00

政治

首都ネピドーで、ミャンマーに対する無償資金協力の書簡交換を実施

外務省
マグウェイ地域の病院整備とラカイン州向けの新船供与
外務省は12月7日、ミャンマーの首都ネピドーにおいて、無償資金協力に関する書簡の交換を実施したと発表した。供与限度額は総額35億8100万円、無償資金協力の件数は3件。

1件目は「マグウェイ総合病院整備計画」だ。供与限度額は22億8100万円。同計画では、マグウェイ地域の医療サービス向上と生活向上に貢献するため、同地域の総合病院において施設と機材を整備する。

2件目は「経済社会開発計画」だ。供与額は10億円。同計画では、同国西部・ラカイン州の水上交通輸送の向上を図るため、ミャンマー内陸水運公社に、同州で使用される新造旅客船等を供与するものである。

上記2件は、樋口建史駐ミャンマー大使とマウン・マウン・ウィン計画・財務副大臣との間で交換公文の署名が行われた。

食糧不足の地域に食糧援助を実施
3件目は「国連食糧計画(WFP)を通じた無償資金協力」だ。供与額は3億円。

同国では約300万人が深刻な食糧不足に見舞われている。特に、5歳児以下の児童は約3人に1人が慢性的な栄養不良の状況だ。さらに、今年洪水が発生した地域においても食糧支援が必要な状況だ。

この協力においてはWFPを通じ、食料が不足している地域に食糧援助を実施するものである。

上記の協力については、樋口駐ミャンマー大使とナオエ・ヤキヤWFPミャンマー事務所副代表との間で交換公文の署名が行われた。


外部リンク

外務省(プレスリリース)
http://www.mofa.go.jp/

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