ミャンマーニュース

11月25日、中国・ミャンマーの外務・防衛閣僚協議（2プラス2）がミャンマーの首都ネピドーで開催された。両国による「2プラス2」の開催は、今回が初となる。

協議に出席したのは、中国側からは中国外交部の劉振民副部長と、中国人民解放軍の徐粉林上将。ミャンマー側からは、Kyaw Tin外務副大臣とミャンマー軍特別作戦局のTun Tun Naung局長だ。

協議が開催された背景は、ミャンマー軍と中国との国境地域を拠点に活動する少数民族武装勢力が衝突を激化させているためだ。

そのため、約3000人のミャンマー人が中国の雲南省へと逃げ込んでいる状況だ。協議では両国国境付近における安定的な平和維持が焦点となった。

協議において、中国とミャンマーは友好的であること、また、包括的かつ戦略的協力関係が構築されていることについて、両国ともに同意した。

そのうえで、中国はミャンマーと共同で、ミャンマー北部地域の緊迫している情勢を早期に解消し、平和の実現に向けて努力していくことをあらためて確認した。

2回目の「2プラス2」は、2017年に中国で開催される予定だ。

外部リンク

Xinhuanet
http://news.xinhuanet.com/

South China Morning Post
http://www.scmp.com/