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2016-11-28 21:00

社会

バングラデシュ、ロヒンギャ族難民の受け入れを拒否

ロヒンギャ族
国境警備隊を強化し難民流入を阻止
バングラデシュ政府は、抗争地帯から逃れて来たロヒンギャ族の受け入れを拒否した。23日、バングラデシュ政府当局は、約150名が乗った20隻のボートを送還したと述べている。

「絶望的な人々」となったロヒンギャ族は、安全と避難所を求めて国境を越えようとしている。バングラデシュ政府は国境警備隊を強化し、難民の流入を防いでいるが、女性、高齢者、子どもを含む数千人が、国境を越え続けているという。

両国の国境警察代表はバングラデシュのコックス・バザール地区で会談を行い、情報交換と今後の対策を話し合った。

バングラデシュ国境警備隊のHasan氏は、
ロヒンギャ族が流入していることを報告した。不法入国に関する情報を共有し、互いに協力することで同意した。(Radio Free Asiaより)

と語っている。

6週間で広範囲のロヒンギャ族村落が破壊
バングラデシュとの国境地帯には、何世代にもわたってロヒンギャ族が生活している。しかし、ミャンマー政府は不法移民であることを主張し、バングラデシュも受け入れを拒否し続けている。

10月、ミャンマーの警察官が殺害されたことをきっかけに、ロヒンギャ族への迫害は悪化の一途をたどっている。

ヒューマン・ライツ・ウォッチは航空写真で、この6週間でロヒンギャ族の村落が急速に破壊されていることを発表している。

ロヒンギャ族のリーダーの1人は、
バングラデシュから送り返されたロヒンギャ族が、ミャンマー軍によって殺害されているという情報がある。

軍は村を焼き払い、親族も殺害した。(BBCより)

と語っている。


外部リンク

BBC
http://www.bbc.com/news/world-asia-38083901

Radio Free Asia
http://www.rfa.org/
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