2016-11-15 10:00
経済
王子ホールディングス ミャンマーで軟包装事業と紙コップ事業展開へ

事業の開始は、2017年3月を予定
製紙大手の王子製紙などを傘下に持つ王子ホールディングス(以下、同社グループ)は11月11日、ヤンゴン近郊のティラワ工業団地内のOji Myanmar Packaging社(以下、OMPC社)において、ミャンマーにおける軟包装および紙コップ事業を開始すると発表した。投資予定額は約800万米ドル(約8億5000万円)。同事業の開始は2017年3月を予定しており、食品・飲料および生活消費財メーカー向けに軟包装と紙コップの製造・販売を行う。
同社グループは、海外への事業展開として東南アジアを中心にパッケージング事業を展開しており、昨年5月にはヤンゴン市内に段ボール工場を稼働させた。
ミャンマーで増加する軟包装需要に対応
著しい発展を遂げているミャンマーには、国外から飲料や加工食品企業のほか、生活消費財事業を展開する企業が相次いで進出しているが、それに伴い同国では軟包装需要が増加しており、需要に対応しきれていないのが現状だ。同社グループは、同国における軟包装需要の増加に対応するため、OMPC社において軟包装事業と紙コップ事業を実施することとした。
さらに、同社グループは今後、OMPC社において子供用紙おむつの輸入加工販売や、水処理設備の製造・販売等も展開していく方針を掲げている。
外部リンク
王子ホールディングス(プレスリリース)
http://www.ojiholdings.co.jp/
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