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2016-11-11 22:00

学術

スーチー国家最高顧問と龍谷大の学生ら10名が京都迎賓館で懇談会

龍谷大学
きっかけは2013年の龍谷大学への訪問
西本願寺境内に設けられた教育施設「学寮」をルーツとする龍谷大学は11月8日、ミャンマーのアウンサンスーチー国家最高顧問と同校学生らによる懇談会を同月3日に京都迎賓館にて開催したことを報告した。

懇談会にはスーチー国家最高顧問を筆頭に、同大学の赤松学長ら大学関係者やミャンマー人留学生を含む10名の学生が参加。また、スーチー国家最高顧問と親しい元同学教授の大津氏らも列席したという。

スーチー国家最高顧問は2013年4月に国民民主連盟中央執行委員会議長として龍谷大学深草キャンパスを訪れ、記念講演を開催している。また、その際、同大学より名誉博士号を授与された。

今回の懇談会が実現したのは、そのようなつながりがきっかけとみられる。

「今ある環境で今できることを一生懸命やってほしい」
懇談会では学生からスーチー国家最高顧問に、「ミャンマーが伝統として残すべきこと」「女性の社会進出」「ミャンマーの経済や法律」などに関する質問が寄せられた。

スーチー国家最高顧問は学生からの質問に真摯に対応し、自身の見解を述べたという。同国家最高顧問は最後に
「今ある環境で今できることを一生懸命やってほしい」(プレスリリースより抜粋)
というメッセージを学生らに送り、懇談会は1時間弱で終了した。

参加した学生は本国の国家最高顧問との懇談という経験で、今後の研究活動のモチベーションがさらに上がったことだろう。

尚、同大学はミャンマーの高等教育機関との学生交流や学術交流を積極的に進めていく予定だという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

龍谷大学
http://www.ryukoku.ac.jp/

龍谷大学のプレスリリース
http://www.ryukoku.ac.jp/news/


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