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2016-11-11 20:00

社会

ユニセフ ミャンマー西部・ラカイン州の子供らの深刻な栄養失調を懸念

ユニセフ
子供らが栄養失調に直面する要因は、武力衝突の激化
日本ユニセフ協会は11月8日、ミャンマー西部・ラカイン州において住民間の対立が激化している影響で、数千人もの子供らが栄養失調に直面している件について、同協会のホームページに掲載した。

同州では武力衝突が激化しており、特に同州の北部に住む子供らに人道支援が届いていない状況だ。それらの地域においては貧困の度合いが深刻さを増しており、重度の営業失調に苦しむ子供らが多い状況となっている。そのため、早急の人道支援が必要な状況だ。

ユニセフ 子供らの保護・子供らへの暴力の調査を要求
しかしながら、同州において武力衝突が激化している影響により、支援を求める子供らの所まで保健・医療従事者らがたどりつくことは非常に困難な状況となっている。支援物資が届けられる量は若干量にとどまっており、支援物資の量は十分とは言えない状況だ。

ユニセフはミャンマー政府に対して、子供らとその家族の元にたどりつけるよう、移動制限の即時解除を求めている。そのほか、同州の子供らを暴力から保護すること、さらに、子供らへの暴力に関する第三者調査を迅速に実施するよう要求している。


外部リンク

日本ユニセフ協会(プレスリリース)
http://www.unicef.or.jp/news/2016/0287.html
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