2016-11-19 09:00
社会
難民問題を扱うフォトグラファーがヤンゴンで出国禁止

グレッグ・コンスタンティン氏 現地に生活しロヒンギャ族問題を追及
ドキュメンタリーカメラマンのグレッグ・コンスタンティン氏が、ヤンゴン空港で足止めされ出国できない状況にある。出入国管理局はコンスタンティン氏をブラックリストにのせ出国拒否をしているが、理由は明らかにされていない。
コンスタンティン氏は、ロヒンギャ族問題を追求するため数年間ラカイン州で生活しながら、写真作品の発表を続けている。同氏はAFPに対し、この活動が出国拒否の理由ではないかと語っている。
「NOWHERE PEOPLE」 ヤンゴンの展覧会は延期
コンスタンティン氏はアメリカの写真家。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と提携しながら、世界の無国籍問題をテーマに撮影を続け、数々の国際的な賞を受けている。2005年から「NOWHERE PEOPLE」プロジェクトに取り組み、写真や映像で難民問題の理解を深めている。プロジェクトのひとつとして、写真集「BURMA’S ROHINGYA」も発刊された。
同プロジェクトにおける展覧会がヤンゴンで開催される予定だったが、一時的に延期となっている。日本でも12月5日から18日、大東文化大学で写真展が開催される予定となっている。
外部リンク
Bangkok Post
http://www.bangkokpost.com/
NOWHERE PEOPLE
http://www.nowherepeople.org/
UNHCR
http://www.unhcr.or.jp/html/2016/11/info-161110.html
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