ミャンマーニュース

10月26日より3日間の日程でベトナムを訪問していたティン・チョー大統領は、同国の首都ハノイでチャン・ダイ・クアン国家主席と会談し、二国間の協力関係を強化していくことで一致した。

両国首脳は、両国における平和維持が重要との認識を示し、両国間の防衛協力を強化していくことで一致した。また、南シナ海問題では、同海域における安全性を確保することが重要との認識を示した。

協力関係強化の具体策としては、両国間における国際委員会の設置や、閣僚級協議の実施などが盛り込まれた。また、両国首脳は今後、4回目となる安全保障会議を開催する予定であるという。

また、ティン・チョー大統領は、ミャンマーで活動するベトナム投資協会に対して、ミャンマーの金融、通信、観光などに貢献しているとして、高く評価した。

ベトナムは、ミャンマーへの投資を強化しており、ミャンマーにおける外国直接投資額を国別で見ると、ベトナムは10位となっている。また、両国間の貿易も活発になっており、今年1月から7月までの2国間貿易額は、2億9900万ドル（約314億円）に達している。

外部リンク

Viet Nam News
http://vietnamnews.vn/

GLOBAL TIMES
http://www.globaltimes.cn/content/1014172.shtml