2016-10-25 13:00
社会
週末、ミャンマーにサイクロン上陸の恐れ

ベンガル湾の低気圧が発達し、ミャンマーへ
10月23日、ミャンマー気象庁は、週末に大きなサイクロンが上陸する可能性があるとして、警告を発した。現在、ベンガル湾・ココ島の南西165マイル地点に発生している低気圧が、発達しながら時速35マイルほどで東北東に向かっている。この後24時間以内にサイクロンになり、週末にはミャンマーに上陸する恐れがある。
気象庁は日曜から火曜にかけて、ヤンゴン、マグウェ、バゴー、エーヤワディー地域と、モン州、ラカイン州、カレン州などで雷雨や豪雨を伴う強い嵐が来るとの予報を発表した。26日までの雨量は250mmから300mmになると予測されている。
サイクロン被害が多い10月〜11月
ベンガル湾のサイクロンシーズンは4月から6月と、9月から12月初旬の2シーズンに分かれる。10月から11月にかけて発生しやすい。2008年5月、早期シーズンにミャンマーで発生したサイクロン・ナルギスでは、13万8000人以上が死亡した。バングラデシュでは1970年11月、大きなサイクロンが襲い、30万人を超える死者を出した。
気象庁はこれから年末まで、厳重な監視を続けるとしている。
外部リンク
Al Jazeera
http://www.aljazeera.com/
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