2016-10-26 23:00
社会
世界で最も思いやりのある「寛大な国」はミャンマー:世界寄付指数

10人に9人が「寄付」
英国のチャリティー団体 Charities Aid Foundation(CAF)による世論調査で、ミャンマーが世界寄付指数(World Giving Index)で世界最高を記録し、最も思いやりのある「寛大な国」となった。世界寄付指数は平均1,000人を対象に、世界140カ国で実施。「見知らぬ人への人助け」「寄付」「ボランティア」に関する指数をそれぞれ出し、それらをスコア化して総合のランキングを決定する。
ミャンマーでは調査対象者の10人に9人が「寄付」をすると回答。他の国々を大きく引き離した。
報告書では、ミャンマーが世界寄付指数の調査で上位につけたのは今回で3年目となり、その理由を国民の大半が上座仏教を信仰しているからだと分析。僧侶への寄付や布施が日常的に行われているからだという。
ミャンマーは昨年の調査でも米国とともに「最も寛大な国」になっており、一昨年には米国に次ぐ2位となっている。
その他のランキング結果
今回発表された世界寄付指数のトップ3は、ミャンマーに次いで米国、オーストラリアとなっている。さらに、ニュージーランド、スリランカ、カナダ、インドネシア、英国、アイルランド、アラブ首長国連邦と続く。また、世界寄付指数が低かった国は、コンゴ民主共和国、ギリシャ、イエメン、パレスチナで、最も低かったのは中国だ。
今回の調査結果で特筆すべきは、ウズベキスタンが初めてトップ20に入ったことと、ドイツがトップ10から脱落したことだろう。
ちなみに日本は昨年90位。先進国としては決して高くないランキングであったが、今回はどうなっていることだろう。
外部リンク
Charities Aid Foundation
http://www.cafamerica.org/
There is only one country more generous than the U.S.
http://www.marketwatch.com/
The Most Generous People Are In Myanmar And The United States
http://www.ibtimes.com/
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