2016-10-05 11:00
経済
インドステイト銀行、ヤンゴン支店をオープン

インド最大の銀行、二国間の貿易業務拡大に
10月3日、インド最大の銀行であるインドステイト銀行が、ヤンゴンに支店をオープンした。同行54件目の海外支店となった。インドステイト銀行は今年初め、ミャンマーから営業ライセンスを取得。海外銀行としての業務全般のサービスを展開する。インドステイト銀行は、両国間の貿易業務拡大の架け橋となることを目指している。
ヤンゴン支店オープンにより、インドステイト銀行の支店は37か国、198店となった。
バングラデシュ、インドネシア、ネパール、スリランカ、シンガポールなど近隣諸国の他、中国、日本などのアジア諸国、アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、オーストラリアなど、支店は世界各地に存在する。
1963年国営銀行に引き継ぎ、53年を経て再開
インドステイト銀行とミャンマーの関わりは1861年までさかのぼる。会長のBhattacharya氏によれば、同行は当時、ベンガル銀行としてヤンゴンに支店を構えていたとのこと。1963年2月、ミャンマーの銀行国有化に伴い、ベンガル銀行は業務を国民銀行第8号へと引き継ぎ、ヤンゴンから撤退した。以来53年を経て、今回の支店オープンが実現した。
インドステイト銀行は今後、両国の貿易関係強化とともに、ミャンマーと世界の商業取り引きにおける重要な役割を果たしていくことを目指している。
外部リンク
Press Trust of India
http://www.ptinews.com/
インドステイト銀行
https://www.sbi.co.in/
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