2016-10-05 17:00
社会
ユニセフとミャンマー、障がいを持つ子どもに関する調査を発表

健康・教育サポート、地域社会との関わりについて調査・分析
ミャンマー社会福祉省とユニセフが、障がいを持つ子どもとその家族についての状況をまとめ、冊子を作成した。調査は、マルチドナー教育基金のサポートを受けている子どもと家族が対象となった。子どもたちの権利が守られ、基礎的なサービスを受けられているかを調査するとともに、地域コミュニティとの関係や社会での経験が妨げられていないかなどを調査した。
基金は、オーストラリア、デンマーク、欧州連合、ノルウェー、イギリスによって設立された。
調査をもとに問題を改善 サポート強化を図る
報告では、対象者が基本的な健康と教育サービスを受けることが難しい状況にあることがわかった。彼らの声は社会に届いていない。当事者は日常的な差別も受けているという。社会福祉省大臣は、
このような調査・分析を行うことによって、障がいのある子どもと家族が持つ問題を明らかにしたい。レポートは彼らが社会サービスに完全に参加するために必要だ。
レポートにあげられた項目から考慮し、権利を守るため国家的な努力を進めていきたい。(プレスリリースより)
レポートにあげられた項目から考慮し、権利を守るため国家的な努力を進めていきたい。(プレスリリースより)
としている。
ユニセフのミャンマー代表は、
レポートによって問題が明らかになった。このような分析をポジティブに活用し、子どもたちのために協力してサポートを強化していきたい。(プレスリリースより)
と話している。
外部リンク
ユニセフ・ミャンマー/プレスリリース
http://www.unicef.org/myanmar/media_25786.html
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