ミャンマーニュース

防衛省は9月21日、稲田防衛相がミャンマーのセイン・ウィン国防省と会談したと発表した。セイン・ウィン国防相は、ミャンマーの国防省として初の訪日となる。

なお、同国防相は9月20日から22日まで訪日し、仙台市で開催された「日・ASEAN防衛当局次官級会合」において基調講演を行った。

同防衛相は同国防相の訪日を歓迎した。また、同防衛相は、ミャンマーが地政学的に重要な位置にあることから、地域の平和と発展およびシーレーンの確保等の観点より、同国の安定と発展が重要である旨を述べた。

さらに、同防衛相は、ミャンマー国防省および国軍との関係を重視している旨を述べ、今後も協力や交流を推進していくとの考えを示した。

同国防相は、日本の支援に対して感謝の意を述べたほか、日本とミャンマーによる防衛協力および交流を、今後強化していきたい旨の発言を行った。

そのほか、中国が進出を強めている南シナ海や東シナ海の情勢について、両国は対話や協力を通じ、また、関係国と連携することによって、地域の平和と安定を維持していくとの認識で一致した。

外部リンク

防衛省（プレスリリース）
http://www.mod.go.jp/j/press/youjin/