2016-09-22 10:00
政治
スー・チー国家顧問 スイス・ジュネーブでユネスコ事務局長と会談

ユネスコ バガン遺跡の復興を推進へ
アウン・サン・スー・チー国家顧問は9月20日、スイス・ジュネーブのユネスコ連絡事務所でイリナ・ボコヴァ事務局長と会談した。会談で同事務局長は、ミャンマーの民主化を支援する旨と、8月に発生したミャンマー中部地震により被害を受けたバガン遺跡の復興を支援する旨を同国家顧問に伝えた。世界遺産であるバガン遺跡が地震により被害を受けたため、ユネスコは、地震発生の48時間後にはバガン遺跡に復旧チームを送り、迅速な対応を行った。また、ユネスコは、バガン遺跡の復興計画をもとに、復興を進めて行く方針だ。
バガン遺跡の建築物は、耐震性を高めるべき
また、バガン遺跡の復旧について同国家顧問は、先月のような大地震が発生した場合に遺跡が倒壊することのないよう、単にコンクリートで固めた建築物とするのではなく、耐震技術を用いて耐震性の高い建築物とすることが重要だと強調した。さらに、同国家顧問は、ミャンマーの政策において最も重要なことは教育であるとの考えを示し、国家教育諮問委員会を立ち上げるとの意向を示した。
同事務局長は、同国家顧問の行動と実績について高く評価した。
外部リンク
ユネスコ ジュネーブ連絡事務所
http://www.unesco.org/new/en/geneva/
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