2016-09-27 11:00
社会
パナソニック ミャンマーの無電化地域に太陽光独立電源パッケージを納入

山間に位置するインマジャウン村は無電化の状況
総合電機メーカー大手のパナソニックは9月23日、ミャンマー中部・マグウェ地域のインマジャウン村に、太陽光独立電源パッケージ「パワーサプライステーション」(以下、同製品)を納入したと発表した。同製品の納入は、タイのMFL財団が同村周辺地域で実施している「地域における継続可能な生活力向上プロジェクト」において採用されたこと、また、三井物産のCSR活動の一環として、同財団の活動に賛同した者からの寄付金により実現したものである。
同村は農村、山間地域に位置しており、電力公社による電化は行われていない。また、同村周辺には、複数種の毒ヘビが生息していることから、明かりのない状況で夜間に外を歩くのは危険な状況だ。
街路灯に明かりが点灯、集会場では常時電気が使用可能
同社が納入した同製品は、太陽電池パネルや蓄電池を活用した太陽光独立電源パッケージで、無電化地域向けに開発されたものだ。同村では電力供給が可能となり、街路灯に明かりがともり、夜間でも安心して歩行できるようになった。さらに、同村の集会場では、常に電気が使用できるようになったことから、集会場を村民に開放している。集会場では、テレビの鑑賞や携帯電話の充電が行われるほか、読経会なども行われている。
同社は、今後も同製品を提供することによって、無電化地域の生活向上に貢献していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
パナソニック(プレスリリース)
http://news.panasonic.com/
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