2016-09-24 23:00
政治
ロヒンギャ族難民問題、ミャンマーとバングラデシュが協力を表明

ハシナ首相とスーチー氏、NYで会談
ミャンマーとバングラデシュは、ロヒンギャ族の難民問題について協力して解決していくことを表明した。9月22日、バングラデシュのシェイク・ハシナ首相とアウンサンスーチー氏が、国連総会が開催されているニューヨークで会談を行った。スーチー氏は会談で、ロヒンギャ族難民問題が危機的状況にあることを訴え、解決のためにはバングラデシュの協力と支援が必要だと述べた。
これに対しハシナ首相は、この問題は2つの国によって解決するべき問題だと返答した。
バングラデシュに数十万人 両国の協力が必要
ロヒンギャ族難民は登録されているだけで3万3000人といわれているが、ミャンマー国民として数えられていないロヒンギャ族が、バングラデシュに30万から50万人存在するとみられている。ハシナ首相は、バングラデシュは約30年間、限られた資源の中で社会、経済、政治面で難民の支援を心がけてきたと語った。また、今後も安全、健康、教育などに配慮していく考えも述べた。
隣国からの難民を把握し、身分証明書を発行する計画もあるという。それによって、難民は健康や教育のサービスが受けられる。
ハシナ首相は、
難民の管理は1人も見逃さず、安全かつ整然と取り組んでいくべきだ。責任を持って合法的・定期的に進めていかなければならない。(bdnews24.comより)
と述べている。
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