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2016-09-17 10:00

学術

広島大 ヤンゴンでの「ミャンマー交通セミナー」開催を報告

広島大学
企業や大学の学生が研究成果を発表
広島大は9月15日、8月20日にヤンゴンのミャンマー工学会講堂において、「第1回 ミャンマー交通セミナー」を開催した件についてホームページに掲載した。

同セミナーは、広島大、ヤンゴン工科大、復建調査設計、ミャンマー工学会による産学官連携で開催された。同セミナーには、定員の2倍となる約200人が参加した。

広島大・国際研究協力科の藤原教授は、「交通渋滞を緩和する包括的都市交通計画」をテーマに講演した。また、復建調査設計、ミャンマー工学会、ヤンゴン工科大と広島大の学生が研究成果を発表したほか、パネルディスカッションでは活発な議論が交わされた。

ヤンゴンは年々渋滞が深刻化
ミャンマーは著しい経済成長を遂げていることもあり、ヤンゴンでは年々渋滞が深刻化している。

2011年の民政移管以降、ミャンマーでは日本からの中古車輸入が増加し、2014年には16万台を突破したこと、また、2015年のミャンマーの自動車登録台数が71万台に達したことも、渋滞に拍車をかけている要因となっている。

ヤンゴン市内では交差点の立体交差化が進められているほか、公共交通機関の整備として路面電車の運行が開始されるなど、渋滞の緩和が図られている。しかしながら、同市内では、交通の整備が追いつかず、渋滞の根本的な解決には至っていないのが現状だ。


外部リンク

広島大学 お知らせ
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/

貿易研修センターIIST
http://www.iist.or.jp/jp-m/2016/

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