2016-09-05 10:00
政治
パンロン会議委員会、運営上の不手際をワ軍に謝罪

「差別ではない」 すべての民族グループに公平に配慮
2日、UWSA(ワ軍)が委員会の対応に不満を持ち、会議に参加しなかった件で、ミャンマー政府はUWSAに正式に謝罪した。前日、政府は管理上の都合でUWSAのリーダーに登録カードを渡した。これをきっかけに誤解が生じ、9名のUWSA一団はネピドーから去ってしまった。
2日、主催者側の平和委員会副委員長であるU Thein Zaw氏は、UWSAのチーフU Pauk U Chan氏に署名付きの手紙を送った。
手紙では、
8月31日、開会式と食事会にUWSAの代表者が出席してくれたことを非常にうれしく思っている。
政府はパンロン会議において、すべての民族武装グループに対して公平に配慮する意向だ。(Myanmar Timesより)
政府はパンロン会議において、すべての民族武装グループに対して公平に配慮する意向だ。(Myanmar Timesより)
と、今回の件は差別ではなく、誤解であったことを慎重に伝えている。
登録プロセスの混乱による誤解 ワ軍は会議に復帰か
今回の件については、「登録プロセスの混乱」が発端であり、「主催者側の管理が至らなかったために起こった」として、政府は非を認めている。多くの団体が参加する会議を前にさまざまな登録手続きが生じ、管理が行き届かなかったようだ。
1日の朝、UWSAの代表者9名の会員カードが完全ではなく、ホールへの入場を拒否されたメンバーがいた。また、準備段階でもネームプレートが用意されていなかったとの報道もある。
政府側の謝罪を受け、UWSA代表者はネピドーに戻る準備を始めているという。UWSAのスポークスマンはELEVENに、
私たちはネピドーへ戻るため、高速道路を走っている。本部から正式な声明が発表されるだろう。(ELEVENより)
と伝えている。
外部リンク
Myanmar Times
http://www.mmtimes.com/
ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com
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