2016-09-10 12:00
社会
アナン元国連事務総長、ラカイン州を訪問

ロヒンギャ族、ラカイン州住民の双方と面会
9月7日、アナン元国連事務総長がラカイン州・シットウェの難民キャンプを訪れ、イスラム系少数民族のロヒンギャ族と面会した。アナン元総長は州都にあるアラビア語スクールで、イスラム教コミュニティーのリーダー10名と会談した。2日間の滞在中、ラカイン州・Minnganの難民キャンプにも訪れた。面会時、メディアの立ち入りは禁止された。
8月下旬、アナン元総長はアウンサンスーチー氏に対し、ラカイン州における貧困を緩和し、イスラム教コミュ二ティーと住民の分裂を解決するよう求めている。
アナン元総長は、
警察や検査官として、人権調査のリポートを書くために来たのではない。
国際的な基準に従った解決策を見つけるため、ミャンマー政府をサポートすることが目的だ。(Radio Free Asiaより)
国際的な基準に従った解決策を見つけるため、ミャンマー政府をサポートすることが目的だ。(Radio Free Asiaより)
としている。
ラカイン州都、いずれも劣悪な環境での生活
シットウェには劣悪な環境のキャンプに何万人ものイスラム教徒が生活している。彼らは移動が制限され、医療や仕事、教育も制限されている。シットウェの住民は、ロヒンギャ族との共存に好意的な態度は示していない。Minnganキャンプで生活する非イスラム教徒は、国際的な寄附金や支援物資がロヒンギャ族に偏っていることを主張している。
ある女性は、
ベンガル族について何を話し合うというのか。彼らとともに生活し、仕事をすることはできない。(ELEVENより)
と語っている。
外部リンク
Frontier Myanmar
http://frontiermyanmar.net/
ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/
Radio Free Asia
http://www.rfa.org/
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