2016-09-06 10:00
政治
国内和平実現へのファーストステップ パンロン会議が終了

具体的な結論には至らず、今後のプロセスに期待
9月3日、4日間の日程で開催されたパンロン会議が終わった。期間中には参加した少数民族グループからの代表者がそれぞれの状況や見解を述べると同時に、最も優先するべきなのは、互いに理解し合うことだということで合意した。
また、全国停戦に向けた組織的なシステム(NCA)とガイドラインを構築することにも合意が取れている。
具体的な結論には至らなかったが、国の和平と統一に向けた第1歩としての成果は認められている。
スーチー氏は今回の会議が「ファーストステップ」であることを強調し、今後6ヶ月以内に同様の平和会議を開催することも決まった。
根強い軍への不信感 国家レベルの会議の継続が必要
軍事政権下では、軍による少数民族への暴行が数多く発生している。紛争地では違法取り引きや争いが絶えず、問題は現在も解決していない。少数民族が持つ軍への不信感は根強いものがある。主催組織の1人は、
すべての団体が違う見解を持っている。国内紛争は60年以上続いている。和平実現のために、国家レベルで大規模な会議を続けていくことが必要だ。段階を追うことで最良の結果を出せるだろう。(ELEVENより)
と語っている。
外部リンク
ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/
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