2016-09-01 05:15
社会
ミャンマー中部の地震で、約400の仏塔が被害

仏塔の修復には、約1年を要する見通し
8月24日、ミャンマー中部・マグウェ地域のチャウク市西方を震源とするマグニチュード(M)6.8の地震では、震源がバガン遺跡の南方約30km付近であったことから、バガン遺跡でも大きな被害が発生した。ミャンマー宗教・文化省は、バガン遺跡周辺において被害を受けた仏塔の数は、合わせて397に達したと発表した。
また、同省の考古・国立博物館図書館局は、被害を受けた仏塔の修復には、約1年を要するとの見解を示しており、修復期間中は、仏塔や寺院への立ち入りが禁止される。なお、立ち入り禁止となる仏塔には、バガン地域で人気が高い仏塔も複数あるという。
ラカイン州やザガイン地域でも仏塔の被害が発生
そのほか、バガン遺跡周辺以外でも仏塔の被害が発生している。同省によると、被害が発生した仏塔は、マグウェ地域のSalayで35か所、ラカイン州で5か所、ザガイン地域で13か所あるという。今回の地震により大きな被害を受けたバガン遺跡では、今後、観光客数が減少し、観光業が大きな打撃を受けるものと見られているが、ティン・チョー大統領は、バガン遺跡には被害を受けていない仏塔が残っており、観光が可能な場所もある、という内容のメッセージを発表した。
外部リンク
MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/index.php/national
Firstpost
http://www.firstpost.com/world/myanmar
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