2016-08-31 23:00
経済
産業ガスのプロフェッショナル「大陽日酸」がミャンマーへ進出

海外事業で30年以上の実績
大陽日酸株式会社(以下「大陽日酸」)は8月30日、100%子会社である Taiyo Nippon Sanso Holdings Singapore Pte. Ltd.を通じて、ミャンマーのティラワ工業団地内に新事業会社「Taiyo Nippon Sanso Myanmar Corporation」(以下「大陽日酸ミャンマー」)を設立することを発表した。 大陽日酸ミャンマーの設立は2016年11月の予定で、ティラワ工業団地内に空気分離装置を建設し、工業ガスの製造・販売事業の展開を目指すという。
大陽日酸は創業以来100年以上の歴史で培った強固な事業基盤と技術力を活かし、日本国内だけでなくアメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、アジアの多くの国々に拠点を構え、海外事業では30年以上の実績を持つ。
同社は鉄鋼、化学、エレクトロニクス、自動車、建設、造船、食料などの幅広い産業分野で、それぞれの企業活動の基盤を支えている企業だ。
工業ガス需要の増加を取り込む
ミャンマーは2011年の民政移管以降、経済特区法の制定、外国投資法の改訂などの経済政策が進み、外資系企業の投資が相次いでいる。民政移管後の経済成長は著しく、今後さらに成長が見込まれていることもあり、経済発展に伴う工業ガス需要の増加を取り込むべく、ミャンマーでの事業拡大に至ったとみられる。
大陽日酸ミャンマーの進出先であるティラワ工業団地は、日本が官民あげて開発を推進する経済特区で、インフラが整っているばかりか貿易港も近いため、輸出加工・生産拠点として日系・外資系企業が多く進出を決めている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
大陽日酸株式会社
https://www.tn-sanso.co.jp/
大陽日酸株式会社のプレスリリース
https://www.tn-sanso.co.jp/news
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