ミャンマーニュース

ミャンマー労働・入国管理、人口統計省が8月29日に発表した労働調査によると、同国における未成年者（18歳未満）の労働者数は127万8909人であるという。

この数字は、同国における未成年者数の約1割に達する。男子は67万6208人、女子は60万2701人との結果となった。

未成年の労働者数のうち、15歳から17歳までの労働人口は96万6758人で、未成年の労働者数全体の約75％を占めているが、特に問題とされているのが労働時間の長さで、1週間あたり平均52時間に達する。

また、未成年の労働者数のうち約3割は、1週間あたり60時間以上の労働を行っていることが分かった。

しかしながら、同国では未成年者が1日4時間以上働くことは違法となっている。

未成年の労働者を業種別に見ると、農林水産業が約6割、製造業と小売業がそれぞれ約1割、サービス業が約6％となった。また、時給の平均は400チャット（約34円）にとどまっている。

労働・入国管理・人口統計相は、今回の調査結果が正確な内容であるかどうか、確認を進めたいとしている。

外部リンク

MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/index.php/national

Prensa Latina
http://plenglish.com/index.php?o=rn