2016-09-01 15:00
政治
ネピドーで「21世紀パンロン平和会議」がスタート

少数民族との和平実現を目指す会議
8月31日、ネピドーで「21世紀パンロン平和会議」がスタートした。9月4日までの5日間、少数民族武装勢力との和平実現を目指し、会議が行われる。パンロン会議は、1947年、アウンサンスーチー氏の父、アウンサン将軍がパンロンで開催した会議の主旨を受け継いでいる。少数民族の紛争問題は60年以上続いており、和解が期待される。
会議には20の少数民族グループのうち、カレン、カチン、シャン、ワなど17グループが参加する。
前政権から引き続き、国内和平が最重要課題
前のテインセイン大統領政権下の2015年、政府とすべての少数民族グループが対話し、停戦合意の調印が実現した。テインセイン氏と同様に、アウンサンスーチー氏は、「平和の実現なしに、あらゆる発展は望めない」と議会で繰り返している。パンロン会議では次のステップに向けて、更なる関係改善と武装解除が期待されている。
ミャンマーの民族問題専門のライターであるMartin Smith氏は、
停戦は1989年から全国各地で見られたが、それは平和が実現したことにはならない。
すべての民族問題について、政治的な解決が必要だ。(asia sentinelより)
すべての民族問題について、政治的な解決が必要だ。(asia sentinelより)
と語っている。
外部リンク
asia sentinel
http://www.asiasentinel.com/
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