2016-08-18 10:00
経済
経済産業省が第2回「日本ミャンマー流通政策対話」を開催

両国の流通分野発展と関係強化を目指して
経済産業省は2014年9月に開催した第1回「日本ミャンマー流通政策対話」に続き、2016年9月1日に2回目となる「日本ミャンマー流通政策対話」をミャンマーの首都ネピドーで開催することを発表した。これは日本とミャンマー間の流通分野発展と関係強化を目指したもので、日本の経済産業省とミャンマー商業省による対話となる。
ミャンマーとはすでに良好な関係にある日本だが、日系の流通事業者がミャンマーで事業を展開するには、外資規制や不明確な制度運用などの難題に直面しているのが現状だ。
一方、流通市場が拡大するミャンマーに対する日系流通事業者の関心は高い。
このような経緯の中、2014年に1回目となる「日本ミャンマー流通政策対話」が開催され、今回はそれに続いて外資規制などについて議論されるという。
第1回「日本ミャンマー流通政策対話」結果概要
2014年に開かれた第1回「日本ミャンマー流通政策対話」では、経済産業省とミャンマーの商業省および国家計画・経済開発省との間で対話が持たれ、流通分野の投資環境などを確認。ミャンマー側は外資小売業者による投資に関して「外資100%出資」となる前例がないことから、政府内に持ち帰り検討する必要があるとの見解を示した。
さらに、外資小売業者による営業認可の取得や商品の輸入においては、ミャンマーの企業と同じ条件であることを明言している。
2回目となる今年9月の対話では、これらの課題がさらに踏み込んで話し合われることだろう。
外部リンク
経済産業省
http://www.meti.go.jp/
経済産業省のプレスリリース
http://www.meti.go.jp/press/
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