2016-08-25 22:00
社会
ミャンマー中部で強い地震発生
マグニチュード6.8 2日連続の地震
8月24日、日本時間午後7時半ごろ、ミャンマー中部で強い地震が発生した。震源地はマンダレーの南西にあるChauk市。アメリカの地質調査所は、マグニチュードは6.8、震源の深さは約84キロと発表した。揺れはヤンゴンなど国内各地、タイのバンコク、インドのコルカタ、バングラデシュのダッカにもおよんだ。
ロイターの報道によれば、Chauk市で3階建てのビルが崩壊し、Yenanchaungでいくつかの仏塔が深刻なダメージを受けたという。また、BBCは、Pakokkuでビルの崩壊によ22歳の男性が死亡したと報じた。
震源地はバガンの近く 古代仏教遺跡に深刻な被害か
Chauk市は、ミャンマーの古代都市バガンから35キロにある。BBCの情報では66の仏塔がダメージを受けたとのこと。SNSでは土埃で視界がさえぎられたバガンの様子も投稿された。何千もの仏塔や寺院が集まるエリアでの被害が心配されている。ミャンマーにはインド・オーストラリアプレートが走り、世界でも地震が多い地域となっている。2011年3月に発生した、タイ、ラオス、ミャンマーの国境付近の地震では、74名が死亡した。昨日朝7時頃にも、インドとミャンマーの国境付近でマグニチュード5.5の地震が発生している。
外部リンク
BBC
http://www.bbc.com/
REUTERS
http://www.reuters.com/
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