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2016-08-07 08:00

社会

ミャンマーで未知の病気が発生 少なくても30人の子どもが死亡

未知の病気
5歳未満の子どもには致命的
ミャンマー北西部に位置するザガイン地方域の北部でインドとの国境に近いナガ(Naga)で、麻疹のような症状を持つ未知の病気が発生し、少なくとも30人の子どもが死亡した。

診断未確定の未知の病気が発生したのは6月初めで、それ以降、大人と子ども両方を襲い続けている。

6月の病気発生以降、ナガのLahal郡区では23人、Nan Yon郡区では13人の子どもが死亡しており、犠牲者のほとんどが5歳未満であったという。

ナガはナガ族が暮らす山岳地帯にあり、ミャンマーの中でも最貧のエリアの1つで、基本的な保健医療、教育、インフラが欠如している。

対応策が見つからない関係当局
この未知の病気は、麻疹のように体に発疹が出て、発熱や呼吸困難などの症状があり、咳とともに血が出ることもあるという。

また、伝染性が疑われているが、未だ識別はできていない。血液サンプルはサガインの病院で検査中で、結果待ちの状態だという。

首都ネピドーの保健省当局者は、30人以上の死者を含めた病気の発生を確認。しかし、当局では麻疹やインフルエンザなどを想定しているため、今回のような未知の病気に関しては、検査結果が出るまで明言を避けているとみられる。

一方、地元当局では感染を予防するために、一時的に周辺からの立ち入りを禁止している。また、地元の議員によると、未知の病気が発生したエリアでは交通手段が不十分で、医療従事者や薬の不足に苦しんでいるという。

中央政府は早急に対応する必要があるのではないだろうか。


外部リンク

Disease outbreak kills children in Naga
http://www.mmtimes.com/

At least 30 children dead in Myanmar from unknown disease
http://www.cbc.ca/

Disease kills over 30 children in Myanmar
https://www.thenews.com.pk/

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