2016-08-11 20:00
政治
8月31日より5日間、「21世紀パンロン会議」を実施

1947年に開催された「パンロン会議」の21世紀版に
アウン・サン・スー・チー国家顧問は8月8日、8月31日より5日間の日程で、首都ネピドーにおいて「21世紀パンロン会議」を開催すると発表した。また、ミャンマー大統領府の Zaw Htay報道官によると、同会議の詳細については、8月15日に開催される連邦和平協議合同委員会(UPDJC)において承認される見通しだという。
パンロン会議とは、1947年にシャン州のパンロンで開催された歴史的な会議だ。会議においては、独立運動の指導者、アウン・サンと少数民族の代表が会談し、少数民族の自治権が認められた。
しかしながら、アウン・サンは同年に暗殺されたため、軍部主導の政権によって、少数民族の自治権が大幅に縮小された経緯がある。
21世紀パンロン会議において、和平実現を目指す
ミャンマーは、この春の新政権発足により民主化が進行しているが、同国内では現在も少数民族武装勢力とミャンマー軍による武力衝突が続いている地域がある。特に、武力衝突が続く地域においては、違法な森林伐採や翡翠の採掘、さらには麻薬密輸の温床となっている地域も見られる。
同国家顧問は、同会議において少数民族武装勢力との和平交渉を実施し、同国内で続く武力衝突の終結を図ることで、和平の実現を目指す構えだ。
外部リンク
Radio Free Asia
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