2016-08-10 16:00
旅行
ミャンマー観光局、2019年までに年間観光客数750万人を目指す

新しい観光地の開発、地元コミュニティーの生活向上にも期待
ミャンマー観光局は、2019年までに、年間の外国人観光客数750万人以上を目指すことを明らかにした。ミャンマーでは2011年、民主政治がスタートして以来、外国人観光客は増え続けている。訪問者数は2012年に100万人を超え、翌年には200万人を超えた。今年、ミャンマーへの観光客数は550万人に達している。2015年より100万人多い数だ。
観光業の成長によって、雇用の創出や基本的な所得も向上している。今後はエコツーリズムや地元主体のツーリズムを充実させ、地域の生活水準へつなげていく意向だ。
ホテル観光省のジェネラル・ディレクターTint Thwin氏は、
今後3年以内に年間訪問者数を750万人まで伸ばしたい。
新しい観光目的地を開発し、コミュニティーを主体とする観光地化のサポートを行いたい。これはアジア最貧国であるミャンマーの収入を向上させるための、取り組みの1つだ。(Bangkok Postより)
新しい観光目的地を開発し、コミュニティーを主体とする観光地化のサポートを行いたい。これはアジア最貧国であるミャンマーの収入を向上させるための、取り組みの1つだ。(Bangkok Postより)
と語っている。
スタンダードクラスのホテルと国際線の増加、仏教への理解も課題
ミャンマーのホテルは高級志向の施設が多く、マレーシアやタイ、ベトナムなどと比べるとスタンダードクラスの施設が少ない。また、古代都市バガンをはじめとする保守的な地域では、仏教徒と観光客との摩擦も生じている。これらの問題は今後、多くの観光客を受け入れるに当たり、重要な課題となっている。また、ヤンゴンやマンダレーなどへ、国際線の乗り入れを増やすことも必要だ。
外部リンク
Bangkok Post
http://www.bangkokpost.com/
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