2016-08-07 23:00
政治
ミャンマー政府、違法な宗教建築物の取り締まりを強化すると発表

すべての宗教に対し警告 無許可の建物は撤去
ミャンマーの文化宗教省は、違法に建築された宗教的な建築物を取り締まることを決めた。同省のMyint Win Zaw大臣は、
ミャンマーにおけるすべての宗教は、ルールに従わなければならない。宗教的な建物を建築する場合はどんな団体でも許可が必要となる。(Radio Free Asiaより)
と発表した。
告知したにも関わらず、許可なく建築された宗教的建物は撤去される。
特定の宗教をターゲットにした声明ではないと主張
現在、政府は許可なく建築された仏教の修道院について、撤去を進めている。ヤンゴンに173件、その他の地域に86件ある。先月、カチン州のHpakant村では、5人の暴徒がイスラム教徒コミュニティのホールを破壊し、多くの被害者が出た。ホールは違法建築で、撤去される予定だったが、住民等が拒否していたという。
その他にも、宗教的な建造物が原因で、住民の間で争いが起こっている地域がある。
政府は、この声明が、イスラム教徒コミュニティに特定したものではないと示すため、慎重な態度をとっている。
今後は、違法建築を行った者、違法建築に対して暴動を起こした者双方に対し、罰則を与えるとしている。
外部リンク
Radio Free Asia
http://www.rfa.org/
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