2016-07-30 15:00
経済
カチン州のヒスイ鉱山、310社が今月末までに事業を停止

他社も2018年までにライセンス期限切れ、更新保留
カチン州のヒスイ鉱山で作業する鉱山会社のうち310社が、今月末までにヒスイ産業に関するライセンスを停止されることがわかった。2018年までに、他の鉱山会社もライセンス期限が切れる。政府は、国際的な作業環境基準と計画を満たしている企業に対し、ライセンスを与えていた。現在700社ほどが鉱山で事業を行っているが、その多くが2018年までに期限切れとなる。業務を停止するのは、Mohnyain、Hpakant、Lone Khinなど、カチン州に属している鉱区だ。
ライセンスは国営のミャンマー宝石企業が行っている。新政権による自然資源環境保護省が宝石生産や管理に関するルールを変更したため、ライセンス更新ができなくなったという。
度重なる地滑り、違法取り引きを理由に
政府は、度重なる地滑り被害や環境破壊、違法取り引きの横行などを理由に、方針を見直している。カチン州のヒスイ鉱山が注目されたのは、昨年11月に発生した地滑りがきっかけだった。採掘場にある廃棄物の山が崩れ、100名以上が死亡した。ミャンマー宝石アクセサリー起業家協会の広報は、
これは良い傾向だ。しかし、企業は1か所の鉱山で作業をしているわけではない。政府はどのように企業をチェックしていくのか、また、どのように作業を中断させるのかが問題だ。(The Irrawaddyより)
と述べている。
外部リンク
The Irrawaddy
http://www.irrawaddy.com/
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