2016-07-24 23:00
文化
「マグナム写真大賞2016」ミャンマーのカメラマンが最終選考に

ヒスイ鉱山をテーマにしたシリーズ作品を出品
「マグナム写真大賞2016」にて、ミャンマーのカメラマンが最終選考者44人のうちの1人に選ばれた。このコンペティションには世界127か国からの作品応募があった。審査は非常に難しく、何時間もディスカッションを繰り返した後、受賞者を決定したという。
ミャンマーのカメラマン、MInzayar Oo氏は、カチン州のヒスイ鉱山をテーマにしたシリーズ作品「The Price Of Jade」を出品し、最終選考に残った。選ばれた写真は、日本、中国、ヤンゴンなど、いくつかのフォトフェスティバルやジャーナリズムアワードでも賞を受けている。
MInzayar Oo氏は、
多くの偉大なカメラマンとともに選ばれ、光栄に思っている。非常に重要な問題を社会に発表できることをうれしく思っている。(ミャンマータイムスより)
と述べている。
鉱山の町が抱える問題を社会に訴える
27歳のMInzayar Oo氏はヤンゴンを拠点に新聞や雑誌に写真を提供しているカメラマンだ。ヒスイ鉱山の他、政治や社会経済の変化、ロヒンギャ族など、ミャンマーの現実を伝える数々の作品を発表している。「The Price Of Jade」は、鉱山の町Hpakantを舞台にしている。Oo氏は人々が鉱山でどのように暮らしているのか興味を持ち、プロジェクトをスタートした。
鉱山の状況に非常に驚き、プロジェクトに取り組んだが、発表できる日が来るとは期待していなかった。これは公表の価値があるテーマだ。(ミャンマータイムスより)
Oo氏は述べている。
外部リンク
LensCulture
https://www.lensculture.com/
ミャンマータイムス
http://www.mmtimes.com/
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